■学生が使うスマートフォン
2008年7月に日本でiPhoneが発売されて以降、日本でもスマートフォンの存在が注目されるようになってきました。アンドロイドOS(Android)は、Google社を中核としたOHAの提供している携帯電話プラットフォームです。モバイルコンピュータと同じくらい高機能なOSでありながら無料なので、今後多くのスマートフォンで採用されることが見込まれています。

しかし日本国内は、アンドロイド登場以前から世界に先駆けて3Gインフラが整備されていて、国内のメーカが生産する魅力的な携帯が多く普及しています。さらに国内ではスマートフォンはいまだにビジネス専用携帯としてのイメージが強く、一般の知名度は高くありません。そんな日本市場に、アンドロイドはどのような形で入り込んでいくのでしょうか。
スマートフォン普及のポイントになるのは、間違いなく女性と若者です。事実、Apple社のiPhoneはこのグループの魅力をつかむことで、日本のスマートフォン市場で空前絶後の大成功をおさめています。そこで実際にアンドロイドを選択した高校生に話を聞いてみました。進学校の私立高校1年の金城碧くん(17才)です。
■なぜアンドロイド?
杉山:こんにちは。今日はメールで言ったとおり、アンドロイドの話を聞きにきました。
碧:はい、よろしくお願いしまーす。
杉山:まず見せてください。
碧:はい、これです。
杉山:ドコモのXperiaだね。
碧くんの携帯はドコモのXperia(白)。4月1日発売のアンドロイド携帯だが、高校に入学したら携帯を買ってもらうという約束で、4月2日に買ってもらったのだとか。碧くんには3月にも会っているのだが、その頃から既に、彼はドコモ発売のアンドロイド携帯にとても興味を持っていた。しかし、価格は高いだろうという予想だったので母親が反対していたのだ。
杉山:よし、何から聞こう。高校生でアンドロイドって珍しいと思うんだけど、どうしてアンドロイドを選んだのか、親を説得した方法とか?
碧:あー(大笑)ぜんぜん。単純に安かったんですよ、これが一番。
杉山:え!?
碧:普通の携帯は6マンとかなのに、これ3マンちょっとで。
杉山:そーなんだ! じゃあ説得とかは…
碧:はい。ぜんぜん説得とかしてません。すぐOKでした。
杉山:むう、拍子抜けしたなあ。そこが聞きたかったのに。
ソニーエリクソン製のXperiaの仕様は、かなりの高性能だ。それが、普通の携帯よりかなり安い価格で発売されたのは意外で驚いた。アンドロイドプラットフォームの大きな利点。
杉山:ところで、なぜ初携帯をXperiaにしたの?
碧:え!? 杉山さんだってアンドロイドいいって言ってたじゃないですか。
杉山:いや、それはそれとして。碧くんが選んだ理由。
碧:うーん。やっぱり高機能だからかな。アンドロイドだと普通の携帯より出来ることが多いでしょ
杉山:でも機能がありすぎて、逆に使いにくいことない?
碧:ですね。慣れるまで2日くらいずっと触ってました。マニュアルが不親切でぜんぜんわからんし。使い方とか、アプリ情報とか全部ネット。黒だと色が禿げるという情報をネットで読んだから、色も白を選んだし。
杉山:買う前から調べてたんだ。
碧:はい。
碧くんは小学校6年からパソコンを使ってPC歴4年。2年前からは自作PCを使っている。6年制の進学校なので、パソコンを使う中学時代からの友人も多く、インターネットも積極的に使って情報収集したりオンラインゲームで遊んだりしている。このあたり、確かに高校生であっても、もともと普通の携帯よりむしろスマートフォンに適性が高かったとも言える。
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使い方 |
Androidスマートフォンを高校生が使ってみる(2) |






